ピンク・エレファンツ

僕たちは巨象の記憶のようなもの
この場所と瞬間を何度も往き交う

大事なものを壊す
愛する人を殺す
疑うこともせずに
優しい目をしたまま

巨象は僕たちに死のように寄り添う
運命と偶然を背中に隠して

水に流れる言葉
意味を失う世界
初めてのキスにただ
僕たちは‘何故’を探す

永遠のものなどこの世にないけれど
この空とこの風を僕は憶えている

タラップをかけ上がる
愛する人を探す
叫びは空で震え
命を彼に注ぐ

巨象は僕たちに死のように寄り添う
それでも瞼を閉じ君は手を差し出す

背中にある掌
頬に触れた唇
初めてのキスにただ
僕たちは‘何故’を探す

戯れに‘何故’を探す

−『DNA/RUBBER SOLE』より−
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